受診12回目 採卵日
不妊治療病院12回目 採卵日当日
採卵
私は前日の夜から絶飲食。8時10分厳守で来院。採卵当日は土曜日だったので、7~8人くらい採卵される方がいました。採卵や移植をする専用のエリアのカードキーと呼び出し用PHSをもらい私は処置ルームエリアへ、もも男さんは採精を病院で行うために順番待ち。
採卵前に点滴を行い(何かの薬も飲んだかも)採卵順番待ち。私は一番最後の採卵となりました。前日から緊張していて熟睡できなかったので、カーテンで仕切られた個室のリカバリールームにて爆睡・・・。途中自分のイビキで起きるという始末・・・。同じ日に採卵した方、本当にすみません。繁忙期でめちゃくちゃ疲れていたもんで。。。
いよいよ自分の番となり手術室に向かって採卵スタート。この日は理事長による採卵!理事長にやって頂くなんて、うまく行く気しかしない~♪
私の病院は基本的には局所麻酔での採卵となるので意識もバリバリある中で採卵しました(採卵数多い方は静脈麻酔のようです)。採卵途中、「うぐっ」となる痛みもありましたが、耐えられないこともない痛みで、終わった後は大腸カメラに比べると全然大丈夫だなと思いました。本当に私は大腸カメラが大嫌いです。最低でも2年に1度は検査しなければならず、多分次の春にはまたカメラをしなければならなさそうで、今から憂鬱です・・・。
採卵したらすぐに帰れると思っていたのですが、二時間リカバリールームで安静にして、血液検査の値がクリアにならなければ帰れないとのこと。もも男さんにLINEをしてみると、もも男さんは余裕で採精が終わりすでに1.5時間も待っていて暇と言われたので、先に帰ってもらいました。また私はリカバリールームで爆睡していたのですが、看護師さんに痛すぎて耐えられないと言っている方も居らっしゃいました。私は採卵が終わってからのほうが生理痛のような痛みがあり痛かったですが、爆睡できるほどだったので大したことがなかったんだと思います。
採卵結果
帰宅前にIVFコーディネーターの看護師さんから採卵結果を聞きましたが、なんと9個採卵できたようです。私の38歳という年齢(当時)、AMHが1.02ということを考えると、かなり順調じゃないの?という気持ちと、20個以上採卵できている方のブログも見ていたりするので、そんなもんかーというがっかりした気持ちと半々でした。採卵前に医師と全て顕微授精で胚盤胞までもっていく話をしていたので、看護師さんに新鮮肺移植はしないことを再確認され、帰宅しました。終了したのが12:30ごろで案外時間がかかったので、仕事を昼から入れなくてよかったです。新鮮肺移植を選択しなかったのは、翌月に旅行の予定があったのと、胚盤胞移植(凍結融解胚移植)のほうが成功率が高そうに思えたからです。
今日はお疲れ会ということでパーッともも男さんと飲みに行こうと思っていましたが、採卵当日はお酒禁止。まぁそりゃそうですよね。もも男さんがケーキを買ってくれていたので、ケーキでお疲れ会をしました。
受精結果は他院のように電話確認ではなく、卵巣の腫れ具合などをチェックする診察の時に聞くというスタンスでした。
新鮮杯移植とは
- 新鮮胚移植とは採卵周期と同一周期に採卵後受精させた胚を移植する方法
- 新鮮胚移植は胚に凍結や融解というストレスをかけないというメリットがあり、以前は凍結融解胚移植より多くもちいられていたが、ここ10年程度の間で融解胚移植周期が年々増加している
凍結融解胚移植とは
- 凍結融解胚移植とは一旦胚を凍結して、次周期以降に子宮内膜を調整して移植する方法
- 妊娠率、出産率とも新鮮胚移植に比べて高い報告が多数ある
- 採卵周期では卵胞ホルモン(エストラジオール)や黄体ホルモン(プロゲステロン)が非常に高値となるため、この非生理的なホルモンバランスが着床を妨げる可能性がある
- 採卵周期では子宮内膜が十分厚くならず、着床しにくい場合がある
- 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を回避することができる
- デメリットとしては凍結・融解時のダメージを受けることがあり、数値的には、5-10%前後の確率でダウングレードする可能性がある
いくつ胚盤胞になってくれるのか毎日ドキドキ~
(診療費)自費
410,400円
(診療明細)
採卵料、培養料、局所麻酔代、顕微授精代