アラフォー夫婦の妊活サーフィンライフ

妊活(不妊治療)、サーフィン、ペット(犬・マルプー)、日々の出来事をつぶやきます。

急性膵炎治療記③ 退院

退院当日

長かった一週間の入院生活を無事に終えて、何事もなく退院できるのだと張り切ってお迎えに上がりました!

ところが血液検査の結果、ALT、AST、特にALPが急上昇しすぎで、エコー検査でも胆嚢の動きが悪く、胆嚢のつまりが疑われるとのこと。肝臓は膵炎の影響で一時的に数値が悪くなっているのかもしれないが、ALPの値から胆嚢粘液嚢腫の疑いが強く、日本動物高度医療センター(JARMeC)でCTを撮り精密な検査をすることを勧められます。胆嚢粘液嚢腫は最悪、胆嚢が破裂して腹膜炎を起こして死んでしまうので、なるべく早めに受診したほうが良いとのことで、急いでJARMeCの予約をして一週間後に精密検査をすることになりました。

なんで去年のヘルニアに続き、膵炎、胆嚢粘液嚢腫の疑いと辛いことばかりこの子に起きるのでしょうか。。。しかも重症化すると生死に関わる病気ばかりです。JARMeCの精密検査まで毎日不安で不安で病気のこと、起こるかもしれない最悪のことばかりネットで検索する日々が続きました。

膵炎は再発する恐れがあるので、今後は消化器サポートのフード以外は一切食べることを禁止され、大好きなジャーキー、手作りご飯、おやつのチーズを食べられることは二度とない・・・。膵炎を再発するワンコは、可愛そうだからとついつい飼い主さんが色々あげてしまう子ばかりのようなので、心を鬼にすることにしました。うちのワンコの膵炎の原因は恐らく、高脂血症コレステロール値の高さなど体質的なものからくるのではないかとのことでした。

ちなみに、入院費は166,517円がアニコム損保(支払割合70%プラン)適用で66,517円支払いでした。

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早くお家に帰りたくてソワソワ


 

血液検査結果表

8/5・・・入院二日目

8/10・・・退院日

8/13・・・JARMeCの精密検査前の経過観察日、ALPが6,000を超える異常値

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ALT正常値:10~100、AST正常値:0~50、ALP正常値:23~212

胆嚢粘液嚢腫とは

何らかの原因で胆嚢の中にゼリー状の粘液物質が貯留し胆嚢が拡大し胆汁を貯留する機能を失った状態をいいます。病状が進むと、総胆管閉塞による黄疸や胆嚢破裂に伴う腹膜炎などの重篤な合併症を引き起こす病気のことです。

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