アラフォー夫婦の妊活サーフィンライフ

妊活(不妊治療)、サーフィン、ペット(犬・マルプー)、日々の出来事をつぶやきます。

急性膵炎治療記② 入院2日目~6日目

入院3日目

入院した翌日は日曜日だったので、翌月曜日、面会に行ってきました。

この日も血液検査を行っており、白血球の値は高いままでしたが、膵臓の炎症を表すリパーゼは5,439→707まで下がっており、膵炎の峠は越えたようです!良かった~~!!入院初日から出ていた黄疸も改善されたようでしたので、本当に良かった!

ただ膵炎が重症化してしまうと、腎不全や糖尿病を引き起こすこともあるそうです。うちのワンコの場合は、BUN(尿素窒素)は入院初日から低かったので、糖尿病になる可能性のほうを心配されていました。もう少し入院して様子を見ることになりましたが、まだいつ退院できるかは不明です。膵炎の場合はこれといった処置がなく、とりあえず炎症を抑えるためにステロイド等を投薬するのみとなります。

膵炎の治療法

 

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腹痛のサイン「祈りのポーズ」
点滴・投薬治療

痛みや炎症を抑えるため、まずは点滴をして膵臓や全身の循環を改善させます。腹痛がある場合には痛み止めを、嘔吐がある場合には吐き気止めの薬を積極的に使用します。

絶食・絶水

食事や水を口にすることで膵臓が活発にはたらいてしまい、炎症を悪化させてしまう可能性があります。膵臓を休ませる目的で、少しの間(3日以内)口からの食事や飲水は控えるようにします。

食事療法

吐き気がおさまったら、食事療法を開始します。脂肪分の多い食事は膵臓に大きな負担をかけるので、「低脂肪食」を少量ずつ与えるようにします。吐き気が強く、食欲もない場合には、消化管にチューブを入れてそこから流動食を与えたり、点滴に高栄養の輸液剤を投与することもあります。

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入院4日目~6日目

仕事でお見舞いにいけなかったので、毎日病院に電話をして元気にしているのかを確認していました。3日目ごろからご飯を食べ始め、比較的元気にしているようです。

ただ、リパーゼ、CRPの値は下がっていっているにも関わらず、ALT、AST、ALPの値が徐々に上がり始めているので、膵炎の症状は落ち着いているにもかかわらず、様子見で入院していました。うちのワンコは何年か前からALPの値が高く、胆泥症(胆汁が泥状に変性したものが胆嚢に貯留した状態のこと)予防のために薬を飲んでいたので、ALT、AST、ALPの値が上がったといわれても、退院してもいつもの薬を継続して飲めばいいのね~くらいしか思っていませんでした。

ようやく入院6日目に翌日退院することが決定し、うきうきでお迎えに行ったのでした!!

  • ALT・・心筋、肝臓、腎臓などに多く存在する酵素
  • AST・・肝臓の中にある酵素
  • ALP・・主に胆嚢からでる酵素
  • ALT・ASTの値が高い → 慢性肝炎、肝癌、肝硬変、骨格筋障害、肝壊死が疑われる
  • ALPの値が高い → 肝胆道系疾患、クッシング症候群、骨疾患が疑われる

 

毎日毎日寂しくて不安で心配で泣いてしまうよー!早く帰ってきて!