アラフォー夫婦の妊活サーフィンライフ

妊活(不妊治療)、サーフィン、ペット(犬・マルプー)、日々の出来事をつぶやきます。

頚椎ヘルニア治療記③ 再発 MRI & CT

頚椎ヘルニア再発

ステロイドを絶ってから一週間後、頚椎ヘルニアが再発しました。今回の再発の症状は初回のときよりも重く、頚の痛みが強すぎて、寝転ぶことはおろか、座ることもできない、首を下にもたげたまま中腰のような体制で一日近くジッと痛みに耐える。水も飲むことも、おしっこもすることも何もできない。ただただ中腰のような姿勢で痛みに耐えるのみ。動きたいけど動くと激痛が走り、叫びに似たような声で泣く。見ているだけで涙が出てくる。こんな小さい体でどれほどの激痛に耐えているのか。。。

再び痛みが出てしまった時用に予備のステロイドと痛み止めの座薬をもらっていたので、すぐに薬をあげましたが、再発の痛みが強すぎて薬がなかなか効かない。病院はもう終わってしまった時間だったので、翌朝まで待って掛かり付けの動物病院に駆け込みました。

医師に前回より痛みが強く薬があまり効いていないので、もっと強い薬をお願いしました。そうすると、医療麻薬系?の強い痛み止めを処方してもらえました。厳重な保管と、飲みきらなかったときは必ず病院への返却を求められましたので、通常では処方されない薬なのだと思います。

うちのワンコの頚椎ヘルニアは長引きそう、症状も悪くなりそうなので、MRI、CTを撮って進行レベルと病変箇所を特定することを勧められ、大きな病院で検査することになりました。一番早く検査してくれるところが、川崎にある日本動物高度医療センターだったので早速予約を取り、4日後に行ってきました。

 

頚椎ヘルニアの最悪な結果

掛かりつけの病院の患畜のワンコちゃんが、同じように頚椎ヘルニアの疑いで大学病院にMRIを撮りに行ったのですが、検査前の待合室で待っている間に亡くなってしまったと聞きました。飛び出た椎間板が呼吸器官系の神経に触れ、呼吸ができなくなって亡くなったようです・・・。

腰のヘルニアは最悪な結果は下半身不随だけれど、頚のヘルニアは最悪な結果は死んでしまう、、、。毎日不安で不安でたまらない。この子がいなくなってしまうのか。最期の時がいつか来ることは分かっているけれど、痛みの絶頂の中、苦しい思いをして旅たたせることは絶対にしたくない。。。

 

JARMeC日本動物高度医療センター 受診

JARMeCは二次診療専門の動物病院で、かかりつけ病院からの紹介が必要です。全身麻酔が必要なので、ほぼ一日がかりでMRI、CTを撮ってもらいました。検査費用は18万くらいでした。

検査の結果、頚椎ヘルニアで間違えがなく、頚の一箇所椎間板が突出しており、もう一箇所怪しい箇所がある。腰にもなんとなく怪しい箇所があるとのことです。

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www.axa-direct.co.jp

JARMeCではなるべく早くに外科手術をすることを勧められました。手術は難易度が高く、入院は一週間くらい、費用はトータルで60万くらいとのこと。

他にも怪しい椎間板の突出があることから、手術で全て取り除けるのか確認すると、今回明らかに症状が出ている箇所のみの手術とのこと。椎間板を何箇所も取ってしまうと、骨がぐらぐらになる?か何かで簡単にあちこち取れるものでもないようです。全て完治するのであれば費用は高いですが、手術をする価値はあります。ですが、最悪命を落としてしまう難易度の高い手術をそう簡単に何度も行えません・・・。実際にJARMeCでも2回、3回と外科手術をした子もいるそうです。

とりあえず手術については保留とさせてもらい、掛かりつけの動物病院に速攻で行き、どうしたらよいか相談しました。まだ麻痺とか出ていない状態で、JARMeCの検査結果を踏まえると、内科的治療を継続して様子をみた方がいいのではないかとアドバイスをもらいました(JARMeCでは検査結果が即掛かりつけ病院に連絡がいくようです)。

外科手術に対しては抵抗がありましたので、引き続き内科的治療を継続することとし、麻薬系の強い痛み止めから、炎症を抑える薬へと変えていきました。

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もう二度とこんなに走り回れることはないのかな・・・